【アルバムレビュー】ハシグチカナデリヤ『遺言ロマンティック』——前作から2年半ぶりのファン待望の1枚!

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ハシグチカナデリヤ『遺言ロマンティック』|ジャケット画像 アルバムレビュー

2019年6月12日、ハシグチカナデリヤ氏のニューアルバム『遺言ロマンティック』がリリースされた。前作『超ハシグチカナデリヤ』から約2年半、ファン待望の今作はライブの定番曲からセルフカバーも収録されたハシグチ氏渾身の1枚となっている。

なお、前作の『超ハシグチカナデリヤ』は徳間ジャパンコミュニケーションズからと、メジャーレーベルからのリリースとなっていたが、今作では再び1作目『その名はハシグチカナデリヤ』、2作目『笑うハシグチカナデリヤ』と同じくオルガエンターテインメントからのリリースとなっている。

メジャーからインディーズに戻った理由として、ハシグチ氏本人は「前作の売上が振るわなかったからというわけではない」と否定した上で、徳間で担当者として考えた人が辞めてしまったから、勝手を知っているオルガの有留裕志氏と再び一緒にやろうと考えたとコメントしている。

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ハシグチカナデリヤ『遺言ロマンティック』|各曲解説

リリース日時 2019年6月12日
ジャンル J-POP, ロック
プロデュース 岡野ハジメ, ハシグチカナデリヤ
レーベル ORGA/Entertainment

イメイジ

”イメイジ”(Official Music Video)ハシグチカナデリヤ

オープニングを飾るのは、一瞬で惹かれてしまう印象的なコーラスワーク。そしてメッセージ性を全面に押し出した歌詞。ライブでも非常に人気の楽曲だが、このアルバムリリースに合わせて公開されたMVも素晴らしい作品なので併せて見ていただきたい。

恋はsalt

Maroon5の楽曲から着想を得た(セルフライナーノーツより)という1曲。曲にも歌詞にも、ハシグチ氏のロマンチストっぷりが全面に押し出された楽曲と言っていいだろう。

ビビットワールド

これはレビューなので言葉で表現しなければならないのは百も承知だが、この曲についてはとりあえず聴いていただきたい。自他共に認める「名曲」である。

オトナノオンナトオトナノオトコ

ガールズユニット「YANAKIKU(現在活動休止中)」に提供した楽曲のセルフカバー。和風なテイストのアレンジがとても印象的であり、また絶妙にマッチしているハシグチ氏の「こぶし」も聴きどころのひとつだ。

ハイレゾ・ガール

ハシグチ氏の描くラブソングは、主人公の男性が女性に翻弄されてる印象がある。この曲も例に漏れず。過去の作品にもそんな情景が浮かぶ曲があるので、また別の機会に紹介しよう。

そんなことを言っていると、2サビ後の急展開にこちらが翻弄されてしまうので注意が必要である。

悩んで病んでyoung days

なんか懐かしさのあるアレンジに載せた歌詞は、何かに挑戦して壁にぶつかったり、次の一歩を迷ったりしてる人に「刺さる」言葉が多い。人によってはこの曲から、前を見る勇気をもらえるかもしれない。

これだと思ったけど違った件

アルバムの折り返し地点。ハシグチ氏はセルフライナーノーツの中で「ティータイム」と称している。ハシグチ氏に限らず、我々も「これだと思ったけど違った」を繰り返して生きてるのではないだろうか。たしかに違った瞬間は驚くけれども。

踊ろうよ世界が今日はディスコ

曲全体に溢れる、キラキラした世界感がとても印象的な楽曲。ミラーボールが似合うような。照明効果とともに聴くといっそう楽しめるので、ライブで聴いていただきたい楽曲である。

タイサナイ

ワンコードで作られた1曲。そしてメッセージも非常にシンプル(かつ難しい)である。つい悩んでしまうことなど、この曲のようにファンキーに笑い飛ばせたらいい。

弱くてもNEWGAME

ゲーム好きであるハシグチ氏ならではの世界が詰め込まれた楽曲。独特な言葉の選び方と、メロディへの載せ方。それらが相まったとき、何かに踏み出せずにいる人の心をそっと後押ししてくれるような楽曲となる。

跳ねる球体の軌道の記録

バイオリンがとても印象的なインスト曲。ライブパフォーマンスも気になるところだが、ダンスや演劇のような舞台作品に使っても曲の世界が広がりそうな印象がある。

ユートピアリ

アルバムのエンディングは優しさが溢れる1曲。

夢が逃げそうでも、今が不安でも、明日へ。

これはハシグチ氏自身の行動であり、このアルバムを聴く我々へのメッセージでもある。明日もまた、前を向けるように。


ハシグチ氏は2019年7月現在、リリースツアー中であり、ファイナルとして渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブも控えている。ライブではループマシンを駆使して独特のパフォーマンススタイルを築いている彼のステージも、ぜひ一度堪能していただきたい。

アルバム収録曲

ハシグチカナデリヤ 4th Album "遺言ロマンティック" 全曲試聴トレイラー
  1. イメイジ
  2. 恋はsalt
  3. ビビットワールド
  4. オトナノオンナトオトナノオトコ
  5. ハイレゾ・ガール
  6. 悩んで病んでyoung days
  7. これだと思ったけど違った件
  8. 踊ろうよ世界が今日はディスコ
  9. タイサナイ
  10. 弱くてもNEWGAME
  11. 跳ねる球体の軌道の記録
  12. ユートピアリ

ハシグチカナデリヤ ライブ情報

ハシグチカナデリヤの【遺言ロマンティック】リリースツアーFINAL!
~けっきょく名曲大冒険~クアトロワンマン編
日にち 2019年11月12日(火曜日)
会場 渋谷CLUB QUATTRO
時間 18時半会場/19時半開演
料金 ¥3,500(ドリンク代別)

ハシグチカナデリヤ HP

ハシグチカナデリヤ
ハシグチカナデリヤ officialサイト

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アルバムレビュー
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この記事を書いた人
フジモリキミカ

「まえむきサンセット」主宰/ボーカリスト。都内のライブハウスを中心に企画を打ったり、歌ったり、お客さんとして大いに盛り上がったりしています。リンク先のURLにてメルマガ配信もやってます。ご縁あって、「バンド部ねっと」にてライターデビュウしました!

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